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リビング階段のメリットとデメリットとは?その対策も紹介!

2023.12.03

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家を建てる、あるいはリノベーションを考える際、空間の有効活用や家族間のコミュニケーションに焦点を当てる方もいらっしゃいます。
特に、リビング階段はその両方を叶える魅力的なオプションとされています。

しかし、その一方で、冷暖房効率やプライバシーといったデメリットも無視できません。
この記事では、リビング階段のメリットとデメリット、そしてその対策について解説します。

◻︎リビング階段のメリットとは?

1.開放感を高める空間設計

リビング階段は、吹き抜けと組み合わせることで、空間に開放感をもたらします。
視界が広がることで、家全体が一体感を持ち、心地よい生活空間を作り出すのです。
吹き抜けがあることで、自然光も多く取り込むことができ、明るいリビングが実現します。

2.家族間のコミュニケーション促進

リビング階段の設置により、家族が1階と2階を行き来する際にリビングを通るため、自然と顔を合わせる機会が増えます。
また、声が届きやすく、家族同士の気配を感じやすい環境が整います。
これにより、家族間のコミュニケーションが自然と増えるでしょう。

3.家族の生活リズムの把握

リビング階段を通ることで、家族の外出・帰宅が一目瞭然となります。
これにより、「いってらっしゃい」「おかえり」といった日常の声掛けが自然と増え、家族の絆を深められます。

4.デザイン性の向上

リビング階段は、そのデザイン性が高く、リビング空間にアクセントを加える要素となります。
踏板や手すりの材質選びによって、さらに個性的な空間を作り出せます。

◻︎リビング階段のデメリットとその対策とは?

1.冷暖房効率の低下
リビング階段の設置により、空間が広がるため冷暖房効率が低下する可能性があります。
特に冬場はこの影響が大きいのです。

・対策
高気密・高断熱の住宅を選ぶことで、この問題を緩和できます。
また、階段下にドアを設置することで、冷暖房効率を向上させる方法もあります。

2.音や匂いの拡散
リビング階段があると、音や匂いが2階まで広がりやすくなります。

・対策
防音の壁やドアを設置することで、この問題を軽減できます。
また、キッチンのレンジフードの集煙性能を高めることで、匂いの拡散を防げるのです。

3.プライバシーの確保が難しい
家族間のコミュニケーションが増える反面、プライバシーが犠牲になる可能性があります。

・対策
間取りを工夫することで、この問題を解消できます。
例えば、2階にも洗面台やトイレを設置することで、来客時にも気を使わなくて済むようになります。

◻︎まとめ

リビング階段は、家族の絆を深める素晴らしいオプションでありながら、冷暖房効率やプライバシーといったデメリットも存在します。

しかし、それらのデメリットに対する対策をしっかりと行えば、より快適な生活空間を実現できるでしょう。
リビング階段の設置を考える際は、この記事を参考に、快適な住空間を作りましょう。

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