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子育て世代が考えた、2階リビングの家が完成しました。

2019.07.11

外壁にアクセントデザインとして採用した、レッドシダーが特徴的な住宅。
大通りに面している立地から、1階はファミリースペース。2階をリビングにすることで、外からの目線はカットし採光・プライバシーが確保しやすく、日中はカーテンなしで生活できます。

プライベートな空間や騒音への対策を高めながら、快適な暮らしを送れる住宅を実現しました。

 

暮らしの中心にリビングを。

1階は、ファミリースペース。
あえて、壁で区切らずに広いスペースにすることで、暮らしの変化に合わせて柔軟に形を変えていける設計にしています。

 

ファミリースペースはお客様の訪問時などに使えます。

 

家族の生活スペースは、主に2階。
LDKは屋根勾配を利用した勾配天井とし、カーテンを閉めず空を眺められる様、高い位置に窓を計画しています。
窓の高さを上げたことで、外の一通りや車の通りは気にならず、光を十分取り込める設計になりました。

 

2階にある子供部屋はLDKを通ってからの動線となる為、ママも安心です。
その他にもかっこいい造作洗面や家族のコミュニケーションをとる伝言板など見所が沢山の住まいになりました。

家族の手形を残しておけるのも、珪藻土壁でつくられた自然素材の家ならでは。

 

永く暮らすことを考えた家

家づくりのこだわりは、目に見えるところだけではありません。
例えば、家の中に使う断熱材。
日本の住宅では、グラスウールやウレタンフォームという断熱材がよく使われます。
これらの断熱材は、手に入りやすく安価なのが特徴です。

ただし、このグラスウールには難点があります。
化学製品を使っているため、調湿性能に弱く、湿気を溜め込んでしまいやすいという点です。

日本のような高音多湿の地域で建てる木造住宅にとって、湿気は家を痛める大きな原因となります。
湿気がたまると、壁の中にカビが生えたり、シロアリが巣を作りやすくなるだけでなく、人の体に悪影響を与えるシックハウスなどの原因を作ることにもつながります。

日本の住宅会社にとって、湿気とどう向き合うかは永遠の課題と言っても過言ではありません。

 

では、湿気に強い家にするためにはどうすれば良いのか?
その答えは、使用する断熱材にあります。

 

セルロースファイバーという自然素材の断熱材

今回、完成見学会を行なった家はもちろん、住まいの発見館が建てる家で使用する断熱材は「セルロースファイバー」と言う断熱材を使っています。
セルロースファイバーは新聞紙を原材料にしています。
新聞紙を繊維状になるまで細かく刻み、防炎処理を行なったものを断熱材として使用します。
そして、新聞紙は紙=木材ですので、セルロースファイバーに化学物質は使われていません。
100%自然素材の断熱材です。

日本での普及率はまだ全体の10%前後と低いですが、人体には安心かつ、調湿性能が高く、快適な暮らしを送るためには最適な断熱材だと考えています。

壁を張る前のセルロースファイバー

 

性能が高い断熱材は、快適な暮らしの必須条件

セルロースファイバーを使用する最大のメリットは、その調湿性能の高さにあります。
梅雨時期など湿度の高い時期は、湿気を吸収し、冬など空気が乾燥してくると、溜め込んだ湿気を放出する。
素材そのものに快適な湿度を保つ力があります。

特に効果を発揮するのが、壁と壁の間の「家を建ててからは目に見えない空間」の湿度調整です。
この目に見えない空間には、家の基礎となる柱や壁材など、構造上、非常に重要なものが隠れています。

この構造材が、万が一、カビやシロアリなどの被害に合わないためにも重要になるのが湿度の調整です。
とは、言うものの、目にすることができない空間なので、当然、加湿機や除湿機を入れるというわけにはいきません。
「家を建てた後から考える」のでは、実は遅いのです。

そこで、効果を発揮するのが断熱材そのものの調湿性能です。
例えるなら「呼吸する家」とも呼んでいます。
人間が酸素を吸って、二酸化炭素を排出して呼吸をしているように、家自体が湿度を吸ったり、吐いたりして呼吸をしながら湿度を調整しています。
もちろん、断熱材だけでなく、壁紙やフローリングなどほぼ全ての箇所に自然素材を使っています。
家全体が呼吸することで、そこに住む人の暮らしを守ることを目指してます。

 

まとめ

家を建ててから、快適に、永く、良い家に住み続けるためには、断熱材をはじめとした、家の基本的な性能を高めることは欠かせません。
だからこそ、快適な暮らしを送りたい方には、断熱材の性能をこだわりっていただきたいと思います。

実際に、住まいの発見館の家づくりや暮らしを体験できる場として、毎月完成見学会を開催しています。

次回は、7月20日(土)、21日(日)に開催しますので、家づくりを見てみたいという方は、お気軽にご参加ください。

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