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UA値で知る!断熱性能の高い家づくりのすすめ

2023.11.21

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家づくりを検討中の方の中でも環境への優しさやエネルギー効率の高さを求める方は一定数いらっしゃいます。
そのような方々には、断熱性能とUA値についての詳細な知識を取り入れることが重要です。
そこで本記事では、環境とエネルギーに配慮した家である、UA値が低く断熱性能が高い家のメリットについて紹介していきます。

◻︎UA値とは?断熱性能を数値で理解する

*UA値の基本概念

UA値(外皮平均熱貫流率)は、住宅の断熱性能を数値で示す指標です。
この値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高いと評価されます。
この数値は、住宅の外皮(屋根、外壁、床など)を通じて、どれだけ熱が逃げやすいかを示しています。

*UA値の計算方法

UA値は、「UA値=建物の熱損失量の合計÷外皮面積」という計算式で求められます。
具体的には、屋根や外壁、床、開口部(窓やドア)などの熱損失量を合計し、それを外皮面積で割ります。
この計算によって、1平方メートル当たりでどれだけの熱が逃げるかが明らかになります。

・熱損失量の詳細
熱損失量は、各部位(屋根、外壁、床など)の「U値(熱貫流率)×面積×温度差係数」で算出されます。
U値は、その部位がどれだけ熱を通しやすいかを示す数値です。
温度差係数は、隣接する空間からの影響を加味し、その熱損失量を補正するための係数です。

・外皮面積の算出
外皮面積は、外気と室内の温度環境が変わる部位(屋根、外壁、開口部、基礎等および土間床)の面積を全て合計して求めます。
この面積が大きいほど、熱損失が多くなり、UA値が大きくなる可能性があります。

◻︎UA値が低いとどうなる?断熱性能の高い家のメリット

1.快適な室温を一年中保持

UA値が低いと、断熱性能が高くなります。
その結果、暑い夏も寒い冬も、室温が一定に保ちやすくなり、生活が快適になります。
外から帰ってきた瞬間に感じるその心地よさは、まさに至福の瞬間です。

2.ヒートショックのリスク軽減

断熱性能が高い家では、部屋と部屋、または部屋と外気の温度差が少なくなります。
これにより、ヒートショックのリスクが減少します。
特に高齢者にとっては、この点が非常に重要です。

3.光熱費の節約

断熱性能が高いと、冷暖房の効率が上がります。
その結果、光熱費が削減され、家計にも優しいです。
この節約効果は、長期的に見ても非常に大きなメリットとなります。

4.CO2削減と環境への貢献

高い断熱性能は、CO2削減にも貢献します。
これは、地球温暖化防止にも繋がり、環境に優しい住まいと言えます。
国際的にも、このような省エネ住宅の普及が進められています。

◻︎まとめ

断熱性能とUA値に関する知識は、環境に優しい住まいを実現するために不可欠です。
UA値が低い家は、快適な室温、ヒートショックのリスク軽減、光熱費の節約、そしてCO2削減といった多くのメリットを提供します。
この記事を通じて、その重要性と具体的なメリットについて理解を深めていただければ幸いです。

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